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以降、日本やアジアを始めとする世界各地の様々なものや、きものの魅力を引き出す展覧会や関連催事を通じて紹介してまいりました。コレクションは3点の重要文化財を含む7,020点 ( 平成27年3月末 ) となり、国内屈指の陶磁器専門ミュージアムとして成長しております。
(0561) 84-7474愛知県陶磁美術館
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取り壊されてゆくこれらの文化財を惜しんで、その保存を計るため、今は二人とも故人となられたが旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)とが共に語り合い、二人の協力のもとに明治村が創設されたのである。
(0568) 67-0314博物館 明治村
市民農園、家庭菜園向きの野菜栽培情報を毎月配信しています。
5月5日は「立夏」で暦の上では夏となり、夏野菜の植え付け適期を迎えます。
今月の農事メモは、1.タネまき、植え付け適期をむかえる野菜、2.ポット苗で植え付けする場合のポイント、3.今月収穫期をむかえる野菜、4.植え付け後の管理について紹介します。
1.タネまき・植え付け適期をむかえる野菜
ア)トウモロコシ(イネ科)
株間30cm、1箇所3粒の点まきにします。苗の丈が15〜20cmになったら生長の良いもの1本を残し、他は間引きします。このとき残す株を傷めないように、はさみで切るようにします。
イ)インゲン(マメ科)
生育期間が短く、何回もタネをまくことができるので三度豆とも呼ばれています。5月〜7月まで次々にタネをまくことができますが、30℃以上の高温になると、さやがつきにくくなります。
草丈が2〜3mになるつる性種と草丈40〜60cmのつるなし種があります。つるなし種に比べてつる性種は、収穫までの日数がかかりますが、収穫期間が長く、耐暑性にすぐれています。つるなし種は早く収穫でき、支柱を立てる必要がなく、栽培が容易ですが、収穫期間が短いです。
つる性種はおよそ40cm間隔、つるなし種は25〜30cm間隔で、タネは1ヶ所3粒まきます。本葉が2枚くらいになったときに1ヶ所2本に間引きします。
ウ)サトイモ(サトイモ科)
子イモを食べるもの、親イモと子イモを食べるもの、茎(ずいきと言う)も食べられるなどの品種があり、湿気と高温を好みます。
60〜90cmの畝の中央に40〜45cm間隔で深さ15cmくらいの穴を空けて、種イモの芽を上にして置き、土を埋め戻します。
エ)サツマイモ(ヒルガオ科)
5月中旬〜6月初旬が植え付け適期。地力の低い砂質の土壌を好むため、肥料は施しません。栄養が豊富な土壌では、つるばかり伸びて、大きいイモがつかないことがあります。排水の良くない場所はやや高畝し、畝幅50〜60cm、間隔は30〜40cmにします。サツマイモの苗(切り苗)は根のないつるで、茎を地中に斜めに挿し込むように植え付けます。茎から葉が出ている部分(節)にイモがつくので、3節程度が土の中になるようにします。ポット苗は、苗とり用の元苗として利用できます。葉が8〜10枚になったら先を摘んで側枝を伸ばし、側枝が5〜6枚の葉をつけたら切り取り、苗として植え付けます。
2.ポット苗で植え付けする場合のポイント
ウリ類、ナス、ピーマン、トマトなど実を食する野菜の多くが苗の植え付け時期を迎えます。
◆植え付けの間隔 ―― 生育に必要なスペースは野菜ごとに決まっています。それより狭くすると、日光が当たらない部分ができたり、風通しが悪くなるなどして、徒長したり蒸れたりして、病気や虫が発生しやすくなります。また、収穫を増やそうと間隔をせまくして苗を植えつけたりすると、かえって収量が減ってしまうこともあるので注意が必要です。逆に、間隔が広すぎても強風を受けやすくなったりして、株が痛む原因につながります。また、間に雑草が生えやすくなり、管理が大変になります。病気や虫を寄せ付けない健康な株を育てて、安定した収量を得るためにも、狭すぎたり広すぎたりしない適正な間隔を守ることが大切です。
*主な野菜の植え付けの間隔
トマト 45〜60cm
ナス 60cm
キュウリ 40〜50cm
ピーマン・トウガラシ 40〜50cm
カボチャ・マクワウリ・スイカ 80cm
◆植えつけ方 ――
? 植えつける場所に苗を配置し、間隔を確かめます。
? 植え付ける場所に穴を掘ります。
(乾燥している場合植え穴に水を注ぎ、水が引くのを待って植えつけます。)
? ポットの形にまとまった根を崩さないように苗鉢から取り出します。
? 苗を植え穴に入れ、根鉢の株元と地表面が同じ高さになるように深さを調整し、土を寄せ、手で押さえます。
?-1 トマト、ナス、ピーマンなどは、幼い苗を守るために仮支柱を立てます。そのままだとぐらつきやすく、強風で折れてしまうことがあるからです。細めの支柱を苗の根元から10cmくらい離したところへ斜めに深く差し込み、ひもで苗の茎と支柱を高さ15cmぐらいのところで結びます。隙間を持たせ、紐で8の字を書くようにかけ仮支柱としっかりと結びます。
?-2 カボチャ・マクワウリ・スイカなどのウリ類は、幼い苗を守るために周囲に高さ30cm程度の「あんどん」をつくります。強風から苗を守るほか、ウリハムシの飛来を少なくするためです。苗の周囲に細めの支柱を4本立て、ビニールや不織布などで囲います。
3.今月収穫期をむかえる野菜
ア)実エンドウ・グリーンピース
サヤエンドウとスナップエンドウはさやがやわらかく青いうちが食べごろですが、実エンドウはさやが膨らんで莢の色が白っぽくなって色が抜けるころが実の収穫適期です。
イ)タマネギ
6月が収穫期ですが、品種によっては5月初旬から収穫できるものもあります。生育場所によってどのくらいの玉になるかまちまちだと思いますが、玉の大きさに関わらず、地上部の葉が根元から自然に倒れてきたら収穫時期サインです。
ウ)イチゴ
果実が色着いてくるとヒヨドリやカラスに食べられてしまうことがあります。ネットを張って鳥よけをします。
エ)葉物類(ホウレンソウ・コマツナ・シュンギクなど)
4月初旬にタネをまいたものも収穫期を迎えます。気温が上がるこの時期生長も早いので、収穫時期が遅くならないよう気をつけます。とう立ちし始めると硬くなります。
オ)ニンニク
5月中旬〜6月にかけて茎葉の約3分の2くらいが枯れてきたころを収穫の目安とします。晴天の続きそうな日に株全体を引き抜いて、ひげ根についた土をふるい落とし、ひげ根は切り捨てて半日、日に干します。2〜3日、日光と風に当てて乾かし、茎葉が乾いたら茎を短く切って、軒下など風通しが良く涼しいところで保管します。
4.植え付け後の管理
<支柱立てと仕立て>
5月上旬に苗を植えつけた夏野菜は、勢い良く育ち、真夏には2m以上に育つものもあります。自力では立っていられなくなるものもあり、実を付けるとその重みもかかりますので、支柱が必要となります。植えた苗の根が着き、茎が伸びてきたら支柱を立てていきます。
植えた苗は生長するにつれ、どんどん枝分かれしていきます。側枝が増えると栄養分の多くが枝葉に吸収されてしまいます。実に栄養分を回すために枝の数を制限して、仕立てていきます。側枝が大きく伸びていく前に、わき芽を摘んで姿を整えていきます。
野菜によって支柱の立て方、仕立て方が異なります。主だったものを紹介していきます。
ア)トマト
・支柱立て
大玉トマトは大きく育つので2m程度の支柱を1本立て、主枝1本立てにしていきます。生長に合わせて茎と支柱を8の字にゆるくむすんでいきます。
・仕立て方
すべてのわき芽をかき取ります。ハサミを使うと樹液を介してウィルス病に感染することがあるので、必ず手でかき取ります。晴れた日の日中に行います。
わき芽の見分け方 ―― わき芽は、葉の付け根(葉柄の際)から出てきます。株元から主枝をたどりながら、葉を確認していくとわかりやすいです。わき芽が伸びてしまうと主枝と見分けがつきにくくなるので、早めにかき取ります。
イ)ミニトマト
・支柱立て
株元のわき芽はかき取りますが、その後は茎が垂れ下がってきたときに誘引していきます。直立の1本の支柱では支えきれないので、合掌式またはアーチ型にするか、太い支柱を数本立てそれに横向きの支柱を固定していきます。
・仕立て方
あまり手を入れないのが基本ですが、株元近くのわき芽を伸ばしても誘引する場所がないことと、株元の風通しを良くして病気を予防するために、最初の枝を3本くらいに整えます。
ウ)キュウリ
・支柱立て
キュウリのつるはそれ自体がらせんを描いて支柱に巻き付くのではなく、節ごとにでる巻きひげがつかまる所を察知して、ぐるぐると巻きつくという性質があります。それなので、太くて長い支柱で合掌式に骨組みを組んだら、枝のたくさんついている竹を立てたり、ネットなど細く巻きつきやすいもので応じていきます。
最初はヒモで細い竹やネットに誘引し、つるが伸びるごとに絡み付きやすいようにしていきます。
・仕立て方
キュウリは生長が早く、どんどんつるを伸ばしていきます。株を充実させるために、株元から30cm(5〜7節が目安)ほどは、わき芽(子づる)と花をかき取ります。伸ばした子づるは2節残して、早めに摘芯します。このまま子づるを伸ばしても、実がたくさん付き過ぎて、実が小さくなったり、品質が悪くなったりするからです。
エ)ナス
・支柱立て
ナスは生長すると枝が大きく広がります。実の重みもかかるので、風に倒されないように、支柱を立てます。上に広がるように斜めに支柱を3〜4本差込み、苗の太い茎を取り巻くようクロスさせて立て、仕立てた枝を支柱に留めていきます。
・仕立て方
2〜4本に仕立てられますが、今回は3本仕立の仕立て方を紹介します。主枝と側枝2本の計3本の枝を伸ばす仕立て方です。いちばん最初に咲く一番花の実が大きくなりだしたら、勢いよく伸びている一番花の下の側枝2本を残し、それより下のわき芽(側枝)を取り除きます。
接木苗の場合、台木からもわき芽が出てきます。いったんわき芽をかいたあともでてくることがあるので、出てきたら随時取り除きます。
◇今月の農事メモは、家の光協会発行の「やさい畑」を参考にして紹介しています。
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