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取り壊されてゆくこれらの文化財を惜しんで、その保存を計るため、今は二人とも故人となられたが旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)とが共に語り合い、二人の協力のもとに明治村が創設されたのである。
(0568) 67-0314博物館 明治村
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- 愛知県陶磁資料館は、陶磁史上における愛知の位置に鑑み、日本における最大級の窯業地...
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以降、日本やアジアを始めとする世界各地の様々なものや、きものの魅力を引き出す展覧会や関連催事を通じて紹介してまいりました。コレクションは3点の重要文化財を含む7,020点 ( 平成27年3月末 ) となり、国内屈指の陶磁器専門ミュージアムとして成長しております。
(0561) 84-7474愛知県陶磁美術館
市民農園、家庭菜園向きに野菜栽培情報を毎月配信しています。
12月22日は冬至で、一年の間でもっとも昼の時間が短い一日になります。
冬至の日が一番日の出が遅く、日の入りも早いと思われがちですが、実は日の入り時刻がもっとも早いのは12月1日〜10日ごろ、日の出の時刻がもっとも遅いのは1月3日〜12日ごろです。このようなことも普段意識していないと気づきにくいことです。
畑の気候・自然環境も少し意識して観察していきたいものです。何気ない発見も記録しておくと、来年の作物を植えつける参考となります。
これから寒くなる時期には基本的にあまり水を必要としません。気温が低くなると土の表面も乾きにくくなりますし、土中は充分湿っていることもあります。乾き具合を確かめてから水やりをしましょう。水やりをする場合は暖かい日の午前中に行いましょう。夕方に水を与えると夜に冷え、寒さで凍り根を傷めることがあります。
今月の農事メモは収穫適期をむかえる作物、今月の作業・防寒対策について紹介します。
<収穫適期をむかえる作物>
(1)ブロッコリー(アブラナ科)
小さな蕾(つぼみ)が寄り合って、全体として大きなかたまりとなったころが収穫の適期です。収穫した後も次々にわき芽を出しその先端に蕾をつけます。わき芽から出る蕾は小さいものですが、次々に出てくるので3月頃まで長く収穫を楽しめます。
(2)ハクサイ(アブラナ科)
結球ハクサイは、球の頭の方を手のひらで押さえて、硬くなっていたら収穫の適期入りです。球を斜めに倒し、外葉との間に包丁を入れて切り取ります。
結球が遅れてしまったものは、そのまま春に向かい結球しないこともあります。結球しなかったものも、煮込み料理など調理方法を工夫するとおいしくいただけます。
(3)ダイコン(アブラナ科)
発芽後1ヶ月で肥大して、地下にまっすぐ根を伸ばします。根が肥大する生育後半になると品種によっては直根の上部が地上に伸び上がっていきます。これは「抽根現象」と言われています。青首大根の青い部分は、この抽根現象で根部に光が当たり青くなったものです。
す入り(根の中に空洞ができてスカスカになる)は生理現象で、ある程度の日数が経過すればどんなダイコンでも起こります。秋作では大きくなってから現れます。寒さが厳しいところでは根が凍ってしまうこともあるので、葉の部分まで厚く土寄せすると長く利用できます。抽根する品種で土寄せが難しい場合は、葉を切り落として、地中に埋めてやると2〜3月まで貯蔵ができます。
また、ダイコンの葉はビタミンなどの栄養価も高いので、茹でて細かくきざんでおくと、いろいろな料理に利用できます。ダイコンの葉を乾燥させた干葉(ひば)はお風呂でも利用されています。
(4)カブ(アブラナ科)
収穫目安となる大きさは品種によって異なりますが、日野菜カブは直径2.5cm、小カブは直径5〜6cm、大カブは15cm程度に太ったものから順次収穫していきます。大きくなりすぎると割れやすくなるので、早めに収穫します。
(5)ホウレンソウ(アカザ科)
大きくなったものから(草丈25cmくらい、冬場は種まき後60日〜80日を目安に)順次収穫していきます。土際に鎌やハサミを入れ収穫していきます。食べる分だけ収穫していくのが理想ですが、ホウレンソウは寒さに強いので、特別な防寒対策を必要としません。また、寒さに遭うと甘みが増してきます。
(6)ミズナ(アブラナ科)
品種にもよりますが、葉が柔らかい小株のうちに収穫したものは、サラダに向きます。株が大きくなってから収穫すると葉が固くなるので、鍋物や煮物の利用に向きます。ミズナは使い道や収穫するタイミングを変えて利用するとおいしくいただけます。
(7)ネギ(ユリ科)
葉ネギと根深ネギ(白ネギとも呼ばれ主にねぎの軟白部分を食する)があります。
葉ネギの収穫の目安は植え付け後50〜60日ですが、必要な時に間引き感覚で掘り取って適宜収穫できます。また、株全体を収穫せずに地上部だけを刈り取って収穫すると、引き続き切ったところから新芽が伸びて再び収穫できます。春先にネギ坊主ができるまで収穫できます。(ネギ坊主ができるころになるとネギの葉が筋っぽく硬くなる)
根深ネギは土寄せを繰り返し、日光が当たらないようにすることで軟白部分があるネギになります。白い部分が長くなってきたら畝の端から鍬やスコップで周囲の土を崩して収穫します。
<今月の作業・防寒対策>
(1)タマネギの追肥
植え付けから1か月後の12月中旬〜下旬に1度目の追肥をします。株間に肥料を施し軽く土に混ぜ込みます。2回目の追肥は来年2月〜3月上旬までに行います。遅くなると病気の発生の原因にもなり、保存性が悪くなります。
(2)根深ネギ、白ネギの土寄せ
植え付け後、おおよそ1か月ごと行います。土をかぶせた部分が白くなりますが、土をかけてから30〜40日くらいかかって白くなっていきます。
(3)ハクサイ
冬越しする作物は冬の間ほとんど生長しない状態となります。厳寒期の寒害を防ぐために土を裸にしないよう枯れ草などを周囲に敷いてやるようにします。
未収穫の畑での一番簡単な防寒対策は、霜が降り始めてきたころ、なるべく多くの外葉で球を包むようにしてひも、稲わらなどで縛っておきましょう。
畑から収穫して貯蔵するには、1個づつ新聞紙に包み、冷暗所に立てて置きましょう。横にして積み重ねると日持ちが悪くなります。また、収穫後も生長しているので、軸の切り口にナイフで繊維に沿うように切り込みをいれておくと生長が抑えられます。
(4)エンドウ
寒さが厳しく、強い北風に当たる場所では防寒対策として、北側に防風のワラを立てたり、株もとにモミガラをまいて、風で飛ばされないように軽く土をかぶせたりします。
(5)ニンジン
翌春まで畑に植えたままで越冬できますが、根の肩の部分が露出していると寒さで凍り、傷みやすくなります。凍害や霜害を防ぐために茎葉の上5cmくらいまで土を寄せておきます。
(6)レタス、シュンギク
結球レタスは、結球が進むと寒さに弱くなるので厳しい寒さが来る前に収穫しましょう。外側の葉から順にかき取って食するリーフレタス、サニーレタス、シュンギクなども霜が降りるようになったら、不織布などで覆いをしておくと長く収穫が楽しめます。
◆植え付け作業のないこの時期に資材、肥料、薬剤の残りの量を確認しておきましょう。来年、余分に購入してしまわないようにするためです。
また、道具類の手入れもしておきましょう。鍬などを洗い、切れ味がよくない刃物は研いでおきましょう。
◆今年もあとわずかとなりました。年末に大掃除をされる方が多いと思います。畑の周囲も整え、気持ちよく新年を迎えたいものです。
◇今月の農事メモは、滋賀県農業試験場はるた会発行の「家庭菜園」・家の光協会発行の「やさい畑」、を参考にして紹介しています。
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