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以降、日本やアジアを始めとする世界各地の様々なものや、きものの魅力を引き出す展覧会や関連催事を通じて紹介してまいりました。コレクションは3点の重要文化財を含む7,020点 ( 平成27年3月末 ) となり、国内屈指の陶磁器専門ミュージアムとして成長しております。
(0561) 84-7474愛知県陶磁美術館
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取り壊されてゆくこれらの文化財を惜しんで、その保存を計るため、今は二人とも故人となられたが旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)とが共に語り合い、二人の協力のもとに明治村が創設されたのである。
(0568) 67-0314博物館 明治村
市民農園、家庭菜園向きに野菜栽培情報を毎月配信しています。
自然界では虫たちは冬ごもりの支度を始め、下旬には山の高いところから紅葉が下りてくる時季となります。
今回は、1、今月収穫期をむかえる作物、2、今月植え付けの適期をむかえる作物、3、今月の作業〔秋冬野菜の間引きと追肥〕について紹介します。
1、今月収穫期をむかえる作物
?サツマイモ
5〜6月に植えたサツマイモは9〜10月にかけて収穫の時期をむかえます。サツマイモは葉が枯れたら収穫できるジャガイモとは異なり、外見では収穫時期の判断が難しい作物です。「植え付けから4か月」を目安として、そっと土を掘ってイモの状態を確認します。25cm前後のイモになっていれば、収穫適期です。まだ短いようでしたら、しばらく置いてから再確認します。長く置きすぎると、イモが肥大・繊維化して食味が落ちてしまいます。収穫するときは、まず地上の茎のところでつるを切り離して、取り除いておきます。(茎も食べることができます)。イモは茎ごとにまとまってできているので、なるべく茎ごと一緒に掘ります。スコップや三つ
又鍬などで、イモを切らないように注意して茎の周辺を掘りおこします。
掘り上げたサツマイモは土を落とし、洗わずに、陰干しして1週間ほど置きます。サツマイモは10℃以下になると腐り始めるので、暖かくて適度な湿気もある所に保管します。濡れ防止・乾燥防止のため新聞紙に包んで段ボール箱などに入れ密封せずに保管します。貯蔵中にもイモは呼吸をしているので空気が通るようにしておきます。
?サトイモ
イモを植えてから6か月後の10月末から11月にかけて収穫の時期を迎えます。寒さにあって葉が黄色く枯れ始めたころがおおよその収穫の目安です。葉柄を地上4〜5cmぐらいの高さで、鎌やハサミで刈り取っておくと作業がしやすくなります。種イモの上に親イモができて、その周囲に子イモがたくさんできます。この株全体をスコップなどで丁寧に掘り上げます。
収穫が少量の場合掘り上げた後、数日陰干しして、その後子イモを外し新聞紙に包んだり、モミガラの中に入れ段ボール箱に入れて保存します。貯蔵適温は10℃前後、5℃以下になると腐敗します。あまり乾かさないように保存して下さい。
?落花生
今月下旬くらいから、下葉が黄ばんで枯れてきたら収穫します。慌てる必要はありませんが、かならず霜が降りる前には収穫を済ませるようにします。霜が降りてからだと、さやが果梗から外れやすくなり、株を引き抜くときにさやが地中に残ってしまいます。中央に直根があるので、その上を持ってゆっくりと株全体を引き上げます。地中に残っている実もあるのでそれも掘って収穫します。半日、畑で日に当てたあと、茎葉から実を外していきます。
?9月に種をまいた葉物野菜
コマツナ、ホウレンソウなどの葉物野菜は、タネまき後1か月くらい、草丈20cmくらいにまで育ってきたら、大きくなったものから収穫します。地際より1cmほど下に包丁や鎌、はさみを入れて根の上部で切り収穫します。
シュンギク、ナバナ、カキナなどはまず芯を摘み取り、その後出てくる側枝を摘み取り収穫します。
根菜類は根が大きくなったものから随時収穫します。なかなか抜けないものは左まわしに少し回転させるようにして、それでいてまっすぐ抜くと抜きやすくなります。
2、今月植え付けの適期をむかえる作物
ホウレンソウ、コマツナ、ナバナなどの葉物類は引き続き今月上旬までがタネまき適期となっています。また、下旬にはエンドウ、ソラマメのタネまき、イチゴの定植の時期となります。
?エンドウ(マメ科)
直まきなら10月下旬〜、苗を定植する場合は11月上旬が適期となります。
さやごと食べる品種(キヌサヤ、サヤエンドウ)、豆が青いうちに収穫して、豆(グリンピース)を食べる品種(実エンドウ)、さやと実の両方を食べる品種(スナップエンドウ)があります。
連作を嫌うので、4〜5年マメ科の野菜を育てていない場所、日当たりがよく、水はけのよい所を選び、株間30cm〜40cm、1ヶ所4〜5粒の点まきにします。2〜3cm覆土し、軽く手で押さえます。
?ソラマメ(マメ科)
エンドウと同様直まきなら10月下旬〜、苗を定植する場合は11月上旬が適期となります。
本葉2〜3枚の幼苗がもっとも耐寒性が高いので、そのくらいの大きさで冬越しするように適期にタネをまきましょう。早くまきすぎると、苗が大きくなりすぎ、寒害を受けるおそれがあります。連作を嫌うので4〜5年マメ科の野菜を育てていない場所、日当たりのよい所を選び、条間、株間とも70cmくらいとり、2〜3粒の点まきにします。タネの少し黒くなっている部分(おはぐろ)から根・芽が出てきますので、その部分が斜め下になるようにします。覆土後軽く手で押さえておきます。苗を植える場合本葉2枚のころにおこないます。
?イチゴ(バラ科)
定植は10月下旬〜が適期となります。
定植は株間、条間とも30cm程度とり、通路側に花房を揃って出させるために、ランナーを畝の内側に向くようにし、芽の部分が埋もれないように植え付けます。また、根の張りが浅いので、乾燥や肥料やけに気を付けましょう。
3、今月の作業
秋冬野菜の種まき植え付けを適期にしても、寒さが厳しくなる前に大きくするためには、秋冬野菜ならではの手の貸し方があります。間引きと追肥の方法を紹介します。
◇間引き
小さいうちは、密生しているほうが「共育ち(共存)」の現象でお互いにかばい合ってよく育ちます。また、まいたタネがすべてうまく発芽しないこともあるので、やや多めにタネをまくことがあります。しかし、密生状態にしたままにしておくと、今度はお互いに競争し合い、それぞれが軟弱に生長してしまいます。そのため間引きをして適当な間隔を与える必要があります。
<間引きのポイント>
?基本的に密集しているところを間引く
?生長の良いものを残す
?間引くときは、残す株を傷めないようにそっと抜く
?間引いたあと、株がぐらつくようなら、軽く土寄せして安定させる
?混み合っていて周りの土を動かし過ぎるならば、ハサミで切り取る
?隣の株と葉が重なり合わないくらいの間隔を与える
?間引きは1回で済ませるのではなく、育ちに応じて随時行う
点播きしたダイコン、レタス、ハクサイは2回ぐらいに分けて間引きし本葉5〜6枚くらいの頃には、一番生長の良いものを残して1本にします。条播きしたものもそれぞれの野菜に適した間隔に整え、1本に仕立てていきます。また、間引いたものは葉が柔らかく自家菜園ならでは、簡単に味わえるものです。
◇追 肥
生育の途中で、作物に吸収されたり、雨などによって流亡したりすることで、肥料成分が少なくなっていきます。それを補うため作物の様子を見て追肥をします。
ただ、追肥の際に肥料分が急に変化すると、生育にむらが生じて、渋みや辛みが出る原因となります。
また、肥料を施しすぎて窒素過多になった場合も、えぐみや渋みが出やすくなります。さらに、徒長して軟弱に育つため、水分が多くなって味がぼやける上に、病害虫の被害も多くなります。
そこで大切になってくるのが追肥の施し方です。野菜がその時期に必要とする肥料分を施すことが重要です。なお、野菜の生育段階によって、必要とする肥料の量は変わってきます。小さいうちは吸肥量が少ないので少なめに施し、大きくなったら多めに施すとよいでしょう。
秋冬野菜は、冬に向かって育てるため、生育が遅れると寒くなってしまい、結球できなかったり、根が太らなかったりすることがあります。その意味からも、適期に追肥をして順調に生育させることが大切です。限られた時間内に育てなければならない秋冬野菜の追肥には、すぐに効果が現れる即効性の肥料が向いています。なお、肥料が効くのは、11月下旬ごろまでです。それ以降に追肥をしても、野菜の育ちが緩慢になり、肥料の吸収が少なくなるため、効果がありません。
*追肥の方法 (作物や生長の具合に合わせた方法を使ってください)
?輪状にまく
肥料分や水分を吸収するのは、おもに根の先端付近にある「根毛」と呼ばれる部分です。この場所に肥料を施せば、効率よく肥料を効かせることができます。根の先端は、株の葉先辺りまで伸びてきますから、その部分を狙って輪状に肥料をばらまきます。追肥後は軽く中耕し、土と混ぜて土寄せしておきましょう。秋冬野菜では、キャベツやハクサイ、ブロッコリーなどが小さいうちはこの方法で追肥します。
?畝の肩にまく
株が大きく育ち、葉先が畝の肩近くまで届くようになると、株の外周に肥料をまくのが難しくなってきます。そんなときには、畝の肩に肥料をまきます。通路に肥料が落ちてもだいじょうぶです。追肥後は、畝の肩から通路にかけて中耕し、株元に土寄せします。その際、畝をつくり直すことで、水はけも改善することができます。キャベツやハクサイ、ブロッコリーなどに加え、点まきしたダイコンもこの方法で追肥します。ただし、キャベツやハクサイへの追肥は結球し始めたころを最後とします。これ以降は、根が伸び広がっているので、中耕すると根を切ってしまいます。
?条間にまく
条まきしたニンジンや小カブ、ホウレンソウなどはこの方法で追肥します。条間と畝の両わきの3ヶ所に肥料をばらまき、軽く中耕して土と混ぜ、株元に寄せます。株が大きく育ち、条間に三角ホーなどを入れて土寄せすると葉を傷めそうになってきたら、畝の両わきだけに追肥しましょう。
◇今月の農事メモは、滋賀県農業試験場はるた会発行の「家庭菜園」・家の光協会発行の「やさい畑」、を参考にして紹介しています。
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